社長メッセージ

当社は2026年4月、「SBI新生信託銀行株式会社」へ社名を変更するとともに、SBIホールディングスが当社株式の49%を保有する新たな体制となりました。
この変更は、当社が担う信託機能をSBIグループのデジタル金融領域における重要な機能の一つとして位置づけ、その強みを活かしながら着実に発展させていくことを目的とするものです。

当社は本年、創立30周年を迎えます。
この30年間、「信託」という仕組みを通じて事業を継続してこられましたのは、長年にわたり当社をご利用いただいてきたお客さまのご信頼とご支援があってこそであり、心より感謝申し上げます。

当社の中核業務として取り組んできた流動化受託業務や合同金銭信託は、現在に至るまで当社の事業基盤を支えてきた主要な業務分野です。
また、投資信託の受託業務は、近年本格的に取り組みを進めてきた業務として、市場環境を踏まえながら着実に推進しております。
さらに、遺言信託をはじめとする相続関連業務は、2025年度より開始し、個人のお客さまのニーズに対応する取り組みとして段階的に進めております。


当社は、これまで培ってきた基盤業務を軸としつつ、事業領域の広がりに応じた取り組みについてもバランスよく進めながら、信託銀行としての専門性と業務品質の向上に引き続き取り組んでまいります。

一方で、金融を取り巻く環境は着実に変化しています。
デジタル技術の進展、資産の多様化、企業活動や個人のライフスタイルの変化により、信託に求められる役割も広がりつつあります。当社は、従来から注力してきた信託業務の強みを基盤に、SBIグループがデジタル領域においてこれまで培ってきた知見・ノウハウを活用しながら、デジタル技術や新たな金融インフラを踏まえた信託機能の高度化に取り組んでまいります。
あわせて、信託銀行として求められる堅確性、透明性、ガバナンスをこれまで以上に重視し、安定性と変化への対応の両立を図っていきたいと考えております。

当社は、お客さまとの信頼関係を基盤に、信託銀行として果たすべき役割を一つひとつ着実に果たしていくことを基本にしています。
30年にわたる歩みを礎に、デジタル金融領域の進展も見据えながら、信託銀行としての責務を丁寧に積み重ね、社会から必要とされる存在であり続けたいと考えております。
今後とも、SBI新生信託銀行への変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

SBI新生信託銀行株式会社
代表取締役社長 岩井 正貴